学校の先生と連携を取るための、効果的な方法。
そのひとつに、「夫を使え!」があります。
「怖いくらいに効果が出て驚きます」とみんな驚く方法です。
お子さんがちょっとでも快適に学校で過ごせるよう、パパにも協力してもらいましょう。
といっても、パパは何もしません。
三段活用の一段目、「話にちらっと出す」
「うちの夫、協力してくれそうにありません・・・」
大丈夫です、パパをちょこっと話に出すだけだからです。
「主人が、どうなっているのか気にしてまして~」
と、話の中にちらっとパパの存在を出します。
「夫に報告する」という共通の目的のために、先生とお母さんが手を取り合う。
そんなイメージです。
実は、「お父さん」の名前が出るだけで、先生方がかなり真剣に取り合ってくれることが多いのです。
でも気をつけて!
決して”脅し”みたいにならないように。
あくまでちらっと、夫を話に出してみてくださいね。
学校と敵対したいわけじゃないです。
お互いにやりやすいように、
子どもの可能性を伸ばす上で、協力し合えるように。
夫の活用二段目、「置物としての夫」
ここでも、夫はその存在だけでOKです。
・幼稚園選びの段階
・学校入学前
・習い事を始める前
など、何かの前に「夫婦で」見学に行きます。
事前に一度、パパを連れて行っておく。
基本、夫を出すのはこの「何かを始める前」のみです。
しかもただ連れて行くだけです。
置物みたいな感じがベストなのです。
実は、「夫婦で」行くというのは、相手を威圧する効果があります。
熱心に子供のことに関心を持っているお父さん、のイメージがつくのです。
相手からすると、なにか緊張感を感じるものです。
チェックされているような感じといったら分かりやすいでしょうか。
「お父さん」というのは、お伝えしたように「話に出す」だけでも圧力のある存在です。
ということは、実際その場に「いる」というのは、
その存在だけで、強烈な印象を残すものなのです。
「○○さんのところは、お父さんが来た」
この事実が、ずっとものを言うんです。
だから連れていくにしても、事前に、一度だけ、
置物な感じで十分です。
夫婦で大騒ぎしないほうがいい
ちなみに、万一子どもに何かがあって、夫婦で学校に話に行く場合、
(これは、本当に一大事のときですね)
このときも、夫婦どちらかが置物に徹します。
妻が話す役だとしたら、夫は置物。
逆に、夫が口が立つタイプの場合は、妻が置物(というか、アクセサリー)役となります。
キレイにして、ただ「居る」だけの役。
夫婦そろってギャンギャン言うのは逆効果なんです。
事態を悪くする元となってしまいます。
夫の三段活用、
三段目は、子どもが本当にピンチのときになります。
できるなら、お子さんの学校生活の中で一度も使う機会がないことを祈ります。
まとめ
ここまででまとめると、
「お父さん」の存在というのは、私たちがイメージするよりずっと威圧感のあるものです。
ママが一人であれこれ言っても、何も変わらなかったのに、
「お父さん」を話に出しただけで先生方の対応がガラリと変わった、というのはよくあることです。
「お父さん」・・・
1年に1度、運動会くらいしか学校に行かないのですから、
こんな形でちょこっと協力してもらえたら嬉しいですね。
つづく