5歳で療育手帳を取得したのですが、2年後の更新のときにIQが伸びた息子。
担当の心理士さんが、
「通るかどうかはわかりませんが、息子さんみたいなタイプで、
精神の手帳を申請される方もいますよ」と教えてくれました。
精神の手帳を取る過程をまとめてみますね。
目次
精神の手帳って何?療育手帳とどう違うの?
精神の手帳!?
いきなり聞くとビックリします。
が、精神疾患には、うつ病や依存症のほかに、
てんかんや発達障害を含むことが明記されています。
詳しくはこちらにまとめました→★
精神の手帳というのは、精神障害者保健福祉手帳のことです。
受けられる福祉サービスは、療育手帳とほぼ同じです。
今回記事にまとめるにあたり調べたところ、
JRの割引が適用されないという違いがあるようです。
療育手帳はJR運賃が割引になります。
(100km以上移動する場合、などの条件があります。
詳しくはご確認くださいね)
それ以外の受けられるサービスは、療育手帳ととても似ています。
精神の手帳、就職などに響く?
精神疾患に認定されてしまったら、
将来、社会に出たときに、差別されるのではないか
などの不安が出ると思います。
気になる精神科の通院歴、手帳を持っていた事実などが、将来どう影響するのかはこちらにまとめてあります→★
発達障害で精神の手帳を申請するには?
発達障害で精神の手帳を受けるのに必要なのは、医師の診断書のみです。
初診日が必要
発達障害で診断がついた最初の日づけが分かる必要があります。
なので、初めて通院した病院と日付を確認しておくとスムーズです。
初めてかかった病院で診断書をお願いできれば、それが一番楽ですね。
診断書の書式が決まっている
診断書の書式が決まっていますので、
市役所にもらいに行くか、ダウンロードするか、
問い合わせてみてくださいね。
自治体ごとに決められた診断書があります。
診断書を書いてもらう流れは?
病院によりますが、診断書を作るのに時間がかかります。
私の息子がかかっている病院は、1ヶ月程度かかります。
その日にその場で診断書が受け取れるわけではないので、
余裕を見てお願いするのが良いと思います。
期間に余裕を持とう
今回、病院で作成してもらった診断書を市役所に提出したところ、不備があったそうです。
それで手帳発行までに、通常より3週間ほど長くかかりました。
手帳を申請してから2ヶ月近くかかったということですね。
※更新時は、期限が切れる3ヶ月前から更新の申請が可能です。
もし更新する場合は、早めの受診、早めの準備がオススメです。
もうすぐ更新ですよ、などの通知が来るわけではないので、
忘れないように管理しましょう。
検査や面談は不要
必要なのは、診断書のみで、特に検査や面談などはありません。
放課後デイサービスなどの福祉サービス利用では、自治体によって、市役所での面談や聞き取りがあったりします。
が、精神の手帳申請は、特に検査や面談がありません。
市役所に申請するにあたり、本人を連れていく必要もないです。
診断書などの書類を持って、保護者のみが行く、
または郵送でも受け付けてくれます。
顔写真も簡単に撮影できる
他に必要なものは顔写真です。
所定のサイズのものを用意します。
といっても、今はスマホのアプリなどで簡単に証明写真が撮れて便利です。
私が利用したのはピクチャンという、200円で証明写真が作れるものです。
リンク→★
印刷もコンビニで簡単にできました。
まとめ
申請自体は大変じゃない精神の手帳。
(手帳があると何が良いのか、メリットデメリットはこちらにまとめてあります→★)
実際に取得してみた感想としては、あってもなくてもどちらでも良いのではないかと思います。
ないとすごく困る!なんてことは全然ないですし、
持ってるデメリットも特にないです。
ただ、「手帳を持っている子」ということで、支援の必要な子という認定を受けているような意味合いがあります。
私の息子のような、パッと見障害が分かりづらい子には、他者に障がいを説明するのに手帳があると楽というメリットがあります。