子供が発達障害かもと言われたら読むHP~発達障害基礎知識~幼少期から中学受験まで

発達障害とゲーム(タブレット)、やらせないほうが良い?

発達障害の子は過集中になったりします。

具体が悪くなるまで集中してYoutubeを見たり、ゲームをしたり。

あまりやらせないほうがいいのか、悩むところです。

ゲームはバカになる?ならない?

私の息子は「マインクラフト」というゲームが大好きです。

画面に酔って気持ちが悪くなるほど集中します。

画像はお借りしています

私の世代は、小学生のころファミコンが流行った世代。

ゲームはバカになる、と言われて育ちました。

(各家庭の方針によると思います)

息子があまりにゲームに集中するので、発達相談の主治医に相談しました。

先生のおっしゃることは、私とは正反対のお話でした。

※発達相談医が皆同じ意見ではありません。

「マインクラフトはね、良いゲームですよ^^

何にもないところから、世界を自分で創っていく。

とてもクリエィティブだし、頭も使う。

お母さん、時間だからやめさせるんじゃなくて、曜日を決めて、その曜日は自由にやらせてあげるのでも良いんじゃない?」

とのことでした。

先生がおっしゃるには、

「仕事でもなんでも、ノッてきたら時間を忘れ、食事を忘れ、そのまま朝になってた

なんていうほうが、世の中で役に立てるんじゃないかな。

時間だから!と取り上げると、せっかくの●●(息子)くんの能力が伸びないかもしれないよ。

将来仕事に就いたときにも、”5時だから帰ります”みたいなタイプになってしまう可能性もあるよね」

サブカルチャーも文化!?

考えてみると、今はかつてのサブカルチャーが、もはや文化になっている時代。

マンガ『ドラえもん』が道徳の教科書に載っていたり 。

アニメソングが合唱祭で歌われたり。

私自身は、ゲームとはほぼ無縁に育ちました。

そのせいか、ゲームへの嫌悪感があります。

ゲームはくだらない、

ゲームは価値が低いと言う思い込みを持っていました。

これは、大昔のママたちで言えば

ビートルズを聞くと不良になるよ!」

みたいな発想なのでしょうか。

画像はお借りしています

今やビートルズも、大学で研究されている時代です。

ゲームで集中力を養う!?

多動性(ADHD傾向)のある息子ですが、

ゲームについては同時にいろんなことができるとも言えます。

マインクラフトのゲーム画面を2分割し、2人でやるモードに設定、

二人分のコントローラーを巧みに使い分けます。

両方の画面を同時に見ながら、自分の役と、パパの役を同時にこなします。

その合間にipadでYoutube検索、

マインクラフトのやり方を調べ、その解説動画を流しつつ。

さらに同時に、大好きなぬいぐるみ3体と会話しつつ。

すべてを並行処理で進めます。

洗濯機を回しながら、掃除機をかける。

そんな私より、並行処理が上手いのかもしれないですね。

もしかしたら、手先の療育にもなるのかもしれないですし

操作やルールの理解が脳に良い刺激となる可能性もあります。

何より興味のあることをするというのは発達の一番の近道でもあります。

ゲームと同時にあれこれ並行処理する話は、私の息子だけでなく、周りの発達ママたちからも聞く話です。

ゲームを取り上げるだけでは解決しない!?

ゲームを取り上げて、それに代わる楽しい活動があれば良いと思います。

でも、いつもいつもお母さんが子どもとべったり遊んであげられるわけではないです。

私の息子の場合、ただゲームを取り上げても、

●テーブルの周りをぐるぐる回るだけ、

●興味のないテレビを流しているだけ、

●寝転がっているだけ。

そんな状態なら、思い切ってイキイキとゲームをやらせてあげるのもアリなのでしょうか。

発達障害の子がマインクラフトですばらしい「作品」を創る話はよく耳にします。

知的障害の子が、並行処理でゲーム類をザッピング、どんどんこなす話も耳にします。

ゲームへの嫌悪感に対処する・・・まずは知ってみることから

発達の主治医に言われたこと、それは

「お母さんが興味を持たな過ぎです。

もうちょっと知ろうとしてみたら?

私の息子は、にこにこ誘ってくれます。

「ママ、マリオカートで、ぼくと対戦しよう♪」などと。

※画像はお借りしています

少しずつでも、息子の興味領域を知ってみることから始めようと思います。

まとめ

もちろんゲーム否定派の医師や支援者は、とても多いです。

実際にゲーム中毒になった子のご家族は、とても苦労されていますよ、とのご意見ももっともだと思います。

何も制限せずに一度ゲームを買い与えたらお終いだ、のようなご意見も、そのとおりだと思います。

テレビを占領されて、家族がテレビを見ることができない、

●テレビを譲ってもらおうと交渉するとキレる

昼夜逆転

●他のことに無気力

など、問題になっていることも多いと思います。

ルールを決める、優先順位を守る、など、

例)

●宿題が終わってからゲームの時間

●お風呂とご飯の時間はゲームをやめる

のような明確なルールのもと、バランスを保ってゲーム類と付き合っていきたいものです。

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